『霊能結果騙り』は誰が騙されるのか?!

人狼論

 人狼の残数を明らかにする霊能者。その結果を騙ることで一体なにが起こるのか。『霊能結果騙り』のメカニズムから、その効果とデメリットを含めて解説する。

~CAUTION!~
霊能結果騙りは限られた盤面でのみ有効であり、非常に高度なテクニックである。
「市民陣営のミスリードの原因」ともなりうるので、使用する際は細心の注意を払おう。

『霊能結果騙り』とは

 「真の霊能者が処刑した人の色を騙ること」をいい、人狼の残数を誤認させることで人狼陣営の炙りだしや、処刑した人の色を確定させるなどのメリットがある。

 真が確定している霊能者の霊結果は、村全体の「確定している情報」として理解されるため、基本的には騙らない方がよい。しかし、あえて霊能の結果を騙ることで、人狼の位置や人狼の数がわからない人狼陣営(狂人や黒猫など)を炙りだすテクニックとして、『霊能結果騙り』が有効となる場合がある。その例について解説していこう。

狂人を炙りだすテクニック

 以下の例は、スタンダート9人村において処刑した人が黒(人狼)だったにも関わらず、白判定と騙ることで狂人を炙りだすテクニックである。

(画像元:人狼ジャッジメント)

 この例では、霊能結果騙りによって、狂人が「人狼は2人とも生き残っている」と信じて「PPをしましょう」と持ち掛けると、偽の占い師であることが露見する。露見した際に本当の霊能結果へ訂正することで、B視点では占い師の真偽が判明してCが人狼であると推理できるほか、全員の視点からAが白(=人狼でない)であることまで情報として得ることができる。

 また、霊能者が結果を訂正するまでの間、潜伏している人狼からは霊能者が結果騙りをしていることはわかっているものの、「人狼が処刑された」という事実は霊能者と人狼だけが知りうる情報である。この間に、人狼が処刑されたことを知っている反応や失言から、潜伏している残りの人狼を見抜けることがある。

使用時の注意点

 『霊能結果騙り』は上記の例以外でも活用できるが、実践する際には必ず「騙りをしたその日のうちに結果の訂正する」ことが必要となる。万が一、結果騙りを訂正しないままに霊能者が襲撃されてしまうと、誤った情報だけが残ってしまい人狼に利用されるおそれがある。

 また、市民に対しては推理しなおしが発生するため、結果の訂正はなるべく早く正確に伝える配慮が必要である。

『狂人』の対策

 狂人の対策方法は、すでに真の占い師から白判定が出ている人に対して黒判定を出す場合には、霊能の結果に関わらず、黒判定を出した先を処刑するよう主張することである。

 人狼視点からは、人狼でない人に黒判定を出した時点で偽者だと判別できており、本当に人狼が2人生きているのであれば、人狼から名乗り出てPPに持ち込むことができるからである。

 霊能結果騙りをされたとしても、PPに持ち込めるかどうかは人狼が判断できることから、狂人からは「PPをしよう」とは言い出さない方が賢明である。仮に誤爆していたとしてもこれは同様であり、最後まで自分が真の占い師であると主張し続ける方が得策である。

『人狼』の対策

 人狼の対策方法は、霊能が結果を騙っていることは瞬時に判断できるため、常に演技をする心づもりでいることである。市民陣営は人狼が処刑されたら勝利が近づくため、喜び・勝利への期待感・高揚感・驚きといった反応をすることがある。こういった演技を即座にできるよう備えておく必要がある。

処刑された人の色を確定させるテクニック

 通称猫猫部屋(占い師1、霊能者1、狩人1、猫又1、パン屋1、市民3、人狼2、狂信1、黒猫1)などにおいて、2-2盤面(真狂信-真黒猫)時に結果の同時発表を利用したテクニックである。

 占いの結果、パンダとなった人を処刑した際、その人の霊能結果を翌日指定された秒数で伝えるのが通常の流れだが、あえて真の霊能者がフライングをして嘘の結果を伝え、指定された秒数に訂正するテクニックが存在する。

 とても理解しづらいため、以下に図解する。

(画像元:人狼ジャッジメント)

 このとき、霊能を騙っていた黒猫は、占い師が確定してしまうことを阻止するため、真の霊能者とは異なる色を出そうとすることがある。真の霊能者はこれを逆手に取り、あえてフライングして嘘の結果を伝えることにより、偽の霊能者に処刑された人の色を誤認させることで、偽の霊能者にも同じ結果を出させようとするテクニックである。

 これにより処刑された人の色が白または黒のいずれか確定した場合には、占い師の真偽も判断できることもあり、市民陣営にとってメリットの大きい騙りのテクニックとなる。

使用時の注意点

 注意点としては『人狼ジャッジメント』における、人狼と白人外の連携を阻止するため、占いや霊能の結果を指定された秒数に提出させる環境が存在することや、霊能に人狼がわからない白人外が出ていることを前提としたテクニックであるため、非常に限られた盤面でしか有効ではない。

 また、無闇に騙りを使用することで村を混乱させようとする人外として、人狼陣営から殴りの要素を与えたり、真目を落とすことにつながることから、使用する際は騙るまでに十分に真目を勝ち取っておく必要があることに留意したい。

~まとめ~
  • 『霊能結果騙り』は白人外を騙して、炙り出しや確定情報を作るテクニック!
  • 決まれば強いが、有効となる盤面は限定的
  • 騙りがミスリードの原因ともなりうるため、細心の注意を!
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